素敵インテリアの裏技!!
STAFF BLOG
インテリアデザイナーは住空間をより快適に、より魅力的に見せる術を熟知しています。同じ面積の
部屋でもプロがデザインしたものと素人がデザインしたものでは、体感サイズや印象が大きく異なり
ます。そこで、今回は、インテリアデザイナーが本当は無料で教えたくない快適な部屋を作るテクニ
ックと裏技を大公開しちゃいます!ぜひご参考にしてみてくださいね。
「小さなスペースには大きな鏡」は、狭いスペースを広く見せるテクニックの定番。さらにその効果を
高めたいなら壁を鏡にしてしまうのです。しかし、壁全体を鏡にしてしまうと、ミラーハウスのような
恐怖すら感じてしまうことに。違和感の無い場所とサイズを見極めることが、自然な雰囲気を損なうこ
となく、スペースを二倍に見せるプロの裏技なのです。
黒は白と同様に家具などにもよく選ばれる色です。迷ったけれど黒にしておけば、取り敢えず間違い
ないであろう…という理由で決められた方も多いのでは。しかし部屋の床が暗い色である場合、暗い
色の家具を合わせると全体が暗く重い雰囲気になってしまいがちです。黒を中心としたコーディネー
トにしたい場合は床を明るい色にする、床が暗い色なら家具は明るい中間色を選ぶ、といった明暗の
バランスを取るといったことが大切なポイントです。
白は光を最大限に拡散しスペースを広く見せてくれる色。白で部屋全体を統一している方も多いこと
でしょう。でも本当は色を使いたいのに我慢しているのなら、その必要はありません。こちらのよう
に突き当たりの壁に鮮やかな色を加えてみると、その鮮やかさに目を引かれて自然と視線が遠くまで
伸びて、スペースが広く感じられるのでです。入口から最も近い位置に設定することがポイントです。
低い天井は圧迫感を感じさせます。特に洗面所やトイレなど狭い空間では尚更です。そんな時は壁紙
などで縦のラインを加えましょう。垂直ラインが強調されて、より高さを感じることができるように
なりますよ。
色の持つ心理的効果はあなたが想像するよりもずっと強く作用します。狭くて居心地が悪い部屋も
カラーコーディネート次第で、長く滞在したくなる居心地の良い空間に変えることが可能なのです。
写真左の部屋は神経を鎮静させるブルーを基調に、空へと羽ばたく白い鳥が壁に描かれています。
心安らかに青空のもとで寝そべっているかのような、穏やかな時間が過ごせそうな寝室です。
グラフィカルな壁紙は個性的で攻めた雰囲気を好まれる方だけのものではありません。例えばこちら。
壁面にびっしり描かれたアンダーグラウンドな雰囲気のトンネルの壁紙です。壁紙だと分かっていても
トンネルの出口までずっと道が続いているように見え、部屋に、ものすごい奥行きが生まれています!
このように錯視効果を利用すればスペースを何倍にも何十倍にも見せることが可能なのです。合わせた
モダンなソファが洗練されたギャップを生み出し、魅力的なインテリアとなっていますね。
リルシア”で素敵インテリアの裏技を公開中!