古木材の魅力にせまる (@_@。!

04/08

STAFF BLOG

    古材の魅力が広く知られるようになるにつれて、古民家などで使われていた部材を積極的に再利用

    する住まいが多く見られるようになってきました。また、その使い方も魅力を十分に活かしながら

          古い木材が、もう一度上手く有効に利用されています。そこで今回は、古材の特徴と魅力について

    徹底解剖していきたいと思います。長い年月が生み出すその魅力をご覧ください。

 

1ONE

   古材と言っても、ただ古い木材という意味ではありません。古材と呼べるのには、ある明確な線引きが

   あるのです。戦前に建てられてた木造の建物に使用された木材です。それらは時間をかけてゆっくりと

   乾燥されていました。自然乾燥材であるがゆえの、様々な魅力を持っています。

 

2TWO

   既存建物を解体した際に、そのまま廃棄されてしまう木材がほとんどです。ウッドチップなどとして加工

   され再利用されるものもありますが、古材として住宅の構造材や内装材として再利用することができれば

   産業廃棄物となってしまう解体廃材を減らすことができます。まだ使えるものを捨ててしまうのではなく

   積極的に活用することで、持続可能な社会に貢献することができます。

 

3THREE

   強制乾燥される木材は短時間で乾燥されるため、反りなどの狂いが生じにくくなり、加工に適した材木と

   なります。その反面、木材の強度は年々減少し、弾力性や木材が、呼吸する働きも低下してしまい、調湿

   効果も比較的、弱ってしまうことにも。それに対して古材は、時間をかけて自然に乾燥されながら、同時

   に強度を増していきます。ある研究によれば、樹齢100年で伐採された檜は100年後まで、引っ張り

   強度・圧縮強度が徐々に増加していき、その後その強度がゆっくりと低下するものの、伐採から300年

   後にようやく、伐採時と同じ強度に戻るというのです。

 

4FOUR

       そうした強度などの性能だけではなく、長い年月が生み出す味わい深い古材の素材感も、大きな魅力となる

   でしょう。新しい木材ではキズや、割れなどは欠点となってしまいますが古材ならそれもひとつの持ち味と

   して、価値あるものとみなすこともできます。フローリングとして古材風にノコ目加工がなされている床材

   が用いられています。コストやインテリアのバランスを考慮して、こうした古材風の加工も検討してみるの

   もいいかもしれません。

 

5FIVE

         シックハウス症候群や化学物質といった健康面に配慮したい方にとっては、自然素材としても古材は

    魅力的なものとなります。リビングと寝室を仕切る目透かし壁に、ナラの古材が使用されています。

    それによって、光や風が2つの部屋に行き届きながら、健康的な室内空気の中で暮らしていくことが

    できる住まいとなっています。

 

6SIX

   いわゆる古民家と呼ばれるものの殆どは、その土地で採れる木材が使われているため、地域によって多様な

   樹種が用いられているのが見られます。そうした樹種の違いによる木目などのデザインだけでなく、こちら

   の住まいのように、個性的な形をした古材も見られることから、そうした材を住まいに上手く活かすことで

   インテリアのワンポイント、あるいは住まいの中心となるような場を生み出すこともできるでしょう。

 

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                              リルシア”で住まいの魅力を徹底解剖!!

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